メンテナンス日記 アンダーカバーを外してみよう!
ここでは、エンジンルーム下部を覆っているアンダーカバー
の脱着作業を紹介します。
脱着と、清掃作業を合わせて、作業時間は30分程度です。
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アンダーカバーです。
これを外していきます。
M10 1か所、M6 4か所で固定されています。
10、14のソケットかスパナ、メガネで取り外します。
(ラチェットレンチを使って作業するのがラクチンです)
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アンダーカバーは車体後面でボルト固定されていますが、
車体前方はボディに差し込まれているだけです。
合理的というかなんというか。。。
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この角度、美しいですね〜。
・・・・・。
そうではなく、アンダーカバーを外すときに
見える景色です。
作業方法は人それぞれですが、ボクはどんな作業も
基本的に寝ません。
このカバーを外すときは、曲線がきれいだな〜とボディ
を眺めつつ、指先に神経を集中させています。(苦笑)
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外れました!
外れたら、オイルで濡れていないか確認します。
画像のように濡れているところから、異常の可能性がある部分がだいたい分かります。
今回緑でくくった部分に濡れがあるので、その周辺を見てみます。
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・・・早速見つかりました。
ドレンプラグです。
画像では分かりませんが、オイルが滴下寸前でした。
よくある漏れは、滲む程度なので、汚れが付いて全体が黒ずみます。
でも、今回は全体は汚れていません。
となると、液体の状態で表面をつたったと考えるべきで、
そんなレベルで漏れるのはドレンプラグぐらい・・・。
そこで増し締めしたところ、締まる締まる。
これですな、原因は。(多分)
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ブレーキクリーナを使ってきれいにしました。
といっても、サビサビですが。。。
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それでは取り付けましょう。
まず最初に、画像のようにボディに引っかけます。
3か所ともボディに乗っかっていることを確認します。
次に、アンダーカバーを持ち上げて、M10ボルトを仮締めします。
(落ちない程度に噛み合わせるだけでOKです)
次にM6ボルトを4か所仮締めします。
順番は、リアタイヤ脇2か所、マウントパイプ部2か所。
全部の仮締めが完了したら、本締めをしてください。
これで完了です。
あとは100km程度走ったところで、トルクチェックを
して、ゆるみがあれば増し締めしてください。
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